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「バンドの宅録、無料プラグインだけでどこまでやれる?」
そう思ったことがある人は多いはずです。
結論から言います。
いまの無料プラグインは、バンドサウンドの制作に十分使えるレベルです。
この記事で紹介するのはギター・ベース・ドラム・ミックス仕上げまで使える無料プラグイン10選です。
バンド制作に必要な役割を、ひと通りカバーしています。
バンド向け無料プラグインの選び方【3つのポイント】

無料プラグインは数が多すぎて、何を選べばいいか迷います。
見るべきポイントは、この3つだけです。
①役割がかぶらないものを選ぶ
同じ系統のプラグインを何個も入れても意味がありません。
「歪み」「空間系」「質感」「音源」「解析」など、役割で1個ずつ選びましょう。
②対応フォーマットを確認する
Mac/Windowsの対応は事前に確認してください。
VST・AU・AAXの対応形式も忘れずにチェックしましょう。
Logic Proユーザーは特にAU対応かどうかが重要です。
③アカウント登録が必要かどうか
無料でも、メーカーのアカウント登録が必要なものがあります。
登録の手間はありますが、アップデート通知も届くので損はありません。
ポイント
無料でも、役割さえ揃えればバンドの宅録は最後まで完結できます。
バンド向け無料プラグインおすすめ10選
それでは本題です。
ギター・ベース・ドラム・ミックス仕上げの用途別に、10個を紹介します。
| プラグイン | 役割 | 特徴 |
| Softube Saturation Knob | サチュレーション | ノブ1個で質感を足せる |
| Valhalla Supermassive | リバーブ/ディレイ | 規格外のスケール感 |
| iZotope Vinyl | ローファイ質感 | ヴィンテージ感を演出 |
| TDR Nova | ダイナミックEQ | 帯域ごとに自動で効く |
| Kilohearts Essentials | マルチエフェクト | 30種類以上を無料で網羅 |
| TONEX CS | アンプ/ベースアンプシム | 実機キャプチャーが無料で |
| NadIR | キャビネットIRローダー | ゼロレイテンシーで軽い |
| MT Power Drum Kit 2 | ドラム音源 | デモ用の生ドラムに最適 |
| Voxengo SPAN | スペクトラムアナライザー | ミックスの目視確認に必須 |
| Spitfire Audio LABS | 音色ライブラリ | アレンジの隠し味に |
1. Softube Saturation Knob|質感を足すサチュレーション
Softubeが無料配布しているサチュレーションプラグインです。
ノブ1個とモード切り替えだけのシンプルな操作性が特徴です。
ベースを太くしたり、ドラムに芯を足したりする用途で使われています。
入手方法:Softube Centralのアカウント作成後にダウンロード
対応:Mac/Win、VST・VST3・AU・AAX
2. Valhalla Supermassive|規格外のリバーブ&ディレイ
Valhalla DSPが無料配布している空間系プラグインです。
リバーブとディレイの中間のようなキャラクターを持っています。
シューゲイザーのような轟音の壁を作るのにも向いています。
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3. iZotope Vinyl|ヴィンテージなローファイ質感
iZotopeが無料配布している老舗のローファイ系プラグインです。
レコードのノイズ・ホコリ・ワウフラッターなどを再現できます。
回転が落ちて止まる「スピンダウン」効果も入っています。
入手方法:iZotopeアカウント作成後にダウンロード
対応:Mac/Win、AU・AAX・VST3・VST2(いずれも64bit)
4. TDR Nova|帯域ごとに自動で効くダイナミックEQ
Tokyo Dawn Recordsが無料配布しているダイナミックEQです。
見た目は普通のEQですが、各バンドにコンプ相当の処理が隠れています。
うるさい帯域が来たときだけ、自動でその帯域を抑えてくれます。
EQとコンプの基本的な使い分けは、こちらでまとめています。
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5. Kilohearts Essentials|30種類以上のエフェクトが無料
Kiloheartsが無料配布しているエフェクトバンドルです。
トランジェントシェイパーやゲート、テープストップなど30種類以上が揃います。
単体プラグインとしても、専用ホスト内のSnapinとしても使えます。
入手方法:Kilohearts公式サイトでアカウント作成後にダウンロード
対応:Mac(Apple Silicon対応)/Win、VST・VST3・AU・AAX
6. TONEX CS|実機キャプチャーが無料で使える
IK MultimediaのTONEXシリーズの無料版です。
有料版と同じAIモデリングエンジンで、実機の音をキャプチャーできます。
無料版でどこまで使えるかは、別記事で詳しく検証しました。
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7. NadIR|軽くて正確なキャビネットIRローダー
Ignite Ampsが無料配布しているIR(キャビネット)ローダーです。
ゼロレイテンシーで動作するため、ライブ演奏中の使用にも耐えます。
モノ・デュアルモノ・ステレオの3モードに対応しています。
8. MT Power Drum Kit 2|デモ用の生ドラムに最適
Manda Audioが無料配布しているアコースティックドラム音源です。
マルチサンプリングされた1キットと、豊富なグルーヴライブラリが入っています。
ミキサー画面もあり、チャンネルごとに簡易コンプもかけられます。
本番用にもう一段こだわりたい人は、こちらも参考にしてください。
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9. Voxengo SPAN|ミックス確認に必須のアナライザー
Voxengoが無料配布しているスペクトラムアナライザーです。
音量ではなく、帯域のバランスを目で確認できます。
相関メーターやラウドネス測定など、ミックスに必要な機能も一通り入っています。
10. Spitfire Audio LABS|アレンジの隠し味になる音色ライブラリ
Spitfire Audioが無料配布している音色ライブラリです。
ストリングスやコーラス、パッドなど80種類以上の音色が揃っています。
イントロやブレイクに一つ重ねるだけで、アレンジの表情が変わります。
LABSの音色は現在、Splice社の「Splice INSTRUMENT」上で配布されています。ダウンロード方法は変わりましたが、無料である点は同じです。
バンド編成別の組み合わせ例
10個をどう組み合わせるか、パート別に整理します。
- ギター:TONEX CS+NadIR+Saturation Knob
- ドラム:MT Power Drum Kit 2+TDR Nova
- 空間・質感:Valhalla Supermassive+iZotope Vinyl
- アレンジ:Spitfire Audio LABS
- 仕上げ:Voxengo SPAN+Kilohearts Essentials
ギターのミックス手順を詳しく知りたい人は、こちらも参考にしてください。
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僕がそうでした。
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まとめ|まずは無料の10個から試してみよう
今回紹介したバンド向け無料プラグイン10選を、もう一度おさらいします。
- Softube Saturation Knob:ノブ1個で質感を足すサチュレーション
- Valhalla Supermassive:規格外のリバーブ&ディレイ
- iZotope Vinyl:ヴィンテージなローファイ質感
- TDR Nova:帯域ごとに自動で効くダイナミックEQ
- Kilohearts Essentials:30種類以上のマルチエフェクト
- TONEX CS:実機キャプチャーが無料のアンプシム
- NadIR:軽いキャビネットIRローダー
- MT Power Drum Kit 2:デモ用の生ドラム音源
- Voxengo SPAN:ミックス確認用のアナライザー
- Spitfire Audio LABS:アレンジの隠し味になる音色
無料でも、バンドの宅録は最後まで作り切れます。
まずは役割が足りないところから、1つずつ入れてみてください。
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