TONEX MAX を使い倒した感想
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アンプシミュレーター

【実機レビュー】TONEX MAXの正直な感想|SE・標準版・無料CSとの違いも比較

「アンプシミュレーターって、結局どれも同じじゃないの?」

正直、私もそう思っていました。

でもTONEX MAXを使い始めてから、その考えは完全にひっくり返りました。

ryo
ryo
アンプシム遍歴は長いんですが、ここまで「実機っぽい」と感じたのは初めてでした。

この記事では、TONEX MAXをギター宅録で長年使い倒してきた正直な感想をまとめます。

結論から言うと、今一番好きなギタープラグインです。

プラグインでそんなに変わるものなんですか?正直ちょっと疑ってます…
読者
読者

この記事でわかること

  • TONEX MAXの「空気感」が他と違う理由
  • 宅録で実際に使ってみた正直な感想
  • どんなギタリストに向いているか


他にも欲しいなら「Total Studio 5 MAX」のようなバンドルもあります。価格・セール情報は変動するため、購入前に商品ページでご確認ください。




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TONEX MAXとは?まず基本をサクッと

TONEX MAXというソフトウェアがあります。IK Multimediaが出しているアンプ&エフェクト・モデリングのソフトです。

最大の特徴は「AI Machine Modeling」という技術。

実機のアンプやペダルのサウンドをAIがキャプチャーして、そのまま再現してくれます。

Tone Modelと呼ばれるキャプチャー音色が1,480種類以上も用意されています。世界中のユーザーが作った音色も共有できます。

収録内容はとにかく豪華です。

アンプだけでなく、ファズ・ディストーション・オーバードライブ・ブースターまでひと通り揃っています。

ryo
ryo
ギター1本ぶんのエフェクターボードが、まるごとPCに入ったような感覚ですね。

ちなみに価格はIK Multimediaのストアと一般の小売店でかなり差があります。

米国の小売店では$299.99前後で流通しています。一方IK公式ストアではもっと安く出ていることもあります。

しかもIK Multimediaはセールが非常に頻繁です。過去には大幅に値下がりした時期もあります。

価格はセールや為替で大きく変わります。購入前に必ず最新価格を確認してください。

最新の価格やセール状況は、Plugin Boutiqueの商品ページで確認できます。

TONEX MAXの価格をPlugin Boutiqueで見る

TONEX MAXとSE・標準版・無料版CSの違い

TONEXのソフトは4つのグレードに分かれています。

音を作るエンジンは共通です。

違うのは2点です。

最初から入っている音色(プレミアムTone Model)の数と、使える機能です。

 

TONEX MAXとほかのグレードの違いは、主に最初から入っているプレミアムTone Modelの数です(SE 300以上/MAX 1,480以上。CSと標準版の数は公式サイトに記載がありません)。キャプチャー(自分の機材の音を取り込む機能)と、ToneNETの無制限ダウンロードは、無料のCSでも使えます(IK Multimedia公式の表記より)。

項目 TONEX CS
(無料)
TONEX SE TONEX
(標準版)
TONEX MAX
プレミアムTone Model 記載なし 300種類以上 記載なし 1,480種類以上
ToneNETからのダウンロード 無制限 無制限 記載なし 無制限
自分の機材のキャプチャー ○ 記載なし 記載なし 記載なし
主な入手方法 無料 一部のハードに付属 単体購入 単体購入

※数はIK Multimedia公式サイトの表記です。公式の現行名は「TONEX 2」「TONEX 2 MAX」ですが、この記事では通称の「TONEX MAX」と書いています。

無料のCSでも、キャプチャーとToneNETのダウンロードは公式表記上は無制限です。

無料アップデートで音色が追加されることもあります。

有料版どうしの差は、ほぼ「最初に入っている音色の数」だけです。

キャプチャーもToneNETのダウンロードも、公式表記では無料のCSから使えます。

じゃあ安いSEや標準版でも、音質は同じなんですか?
読者
読者
ryo
ryo
音を鳴らす仕組みは同じなので、1つ1つの音質に差はありません。差が出るのは「すぐ使える音の引き出し」の多さです。私がMAXにしたのは、好きなアンプを探す手間を減らしたかったからです。

MAXを選ぶべき人・標準版やSEで足りる人

ToneNETには、世界中のユーザーが作ったTone Modelが大量に公開されています。

そのため自分で音を探すのが苦にならない人は、標準版やSEでも困りにくいでしょう。

 

一方で、MAXが向いているのは次のような人です。

  • 探す時間より、弾く・録る時間を優先したい
  • IK公式が作り込んだ音色を一通り使いたい
  • AmpliTube 5の中でもTONEXの音を使いたい

まずは無料のTONEX CSで音を確かめてから選ぶのが、失敗しにくい順番です。

無料版
TONEX無料版(CS) できること・制限
TONEX無料版(CS)でできること・制限まとめ|有料版との違いも解説

「TONEXって無料で使えるらしい。でも、結局どこまでできるの?」 アンプシミュレーターを探すと、必ず一度はぶつかる疑問だと思います。 結論から言います。 TONEXの無料版(TONEX CS)は、か ...

続きを見る

収録Tone Modelの一覧は、IK Multimedia公式サイトでPDF公開されています。

購入前に、好きなアンプが入っているか確認しておくと安心です。

違いは音色の数なんですね。まずは無料版から試してみます。
読者
読者

使って一番驚いたのは「空気感」

正直に言います。

一番驚いたのは音の「空気感」でした。

ryo
ryo
最初に音を出した瞬間、思わず「えっ」と声が出ました。それくらい質感が違ったんです。

今まで使ってきたアンプシムは、どこか「画面の中の音」という感じがありました。

平面的で、リアンプしても薄っぺらい。

でもTONEX MAXは違いました。

ピックが弦に当たる瞬間の質感。

アンプの前に立っているような、空気が震えている感じ。

これが宅録のライン録りで出せるのは、正直びっくりしました。

「空気感」って言葉、よく聞きますけど…具体的にはどういうことなんですか?
読者
読者
ryo
ryo
ピッキングの強弱に音がちゃんとついてくる感じ、と言えば伝わるでしょうか。生っぽいんです。

なぜ空気感が出るのか

理由はおそらく、実機を丸ごとキャプチャーしているからだと思います。

従来のモデリングは「アンプの回路を計算で再現」するアプローチでした。

TONEXは「実機の鳴り方そのものをAIで取り込む」アプローチです。

具体的には実際のギター信号を実機に通します。その音をニューラルネットワークで解析し、Tone Modelを生成します。

これはIK Multimedia公式が「実機と区別がつかないレベル」と説明しているほどの精度です。

ここがポイント
計算ではなく実機の挙動をそのまま取り込むから、倍音やコンプ感がリアルに残る。これが「空気感」の正体だと感じています。

実際に音を比較してみた(クリーン編)

言葉だけでは伝わりにくいので、実際の音を動画にしました。

まずはツイード系のクリーンサウンドで比較しています。

Logic Pro付属のAmp DesignerとTONEX MAXを比較してみます。それぞれのプリセットをもとに同じフレーズを弾き比べています。

語りはありません。画面と音だけのシンプルな比較です。

ツイード系特有の温かみや倍音の出方に注目して聴いてみてください。

ryo
ryo
聴いてもらうと分かるんですが、音の解像度ときめ細かさが全然違います。Logic純正も悪くないんですが、TONEXは弦1本1本の輪郭がはっきりしている感じです。
確かに…クリーンだと特に差が出ますね。
読者
読者
ryo
ryo
クリーンは誤魔化しが効かない分、逆にTONEXの強みがそのまま出るんだと思います。

実際に音を比較してみた(クランチ編)

続いてマーシャル系のクランチサウンドです。

それぞれのクランチ系プリセットをもとに、同じフレーズで弾き比べています。

イヤホン・ヘッドホンで聴くと、クランチの粒立ちや空気感の違いが分かりやすいです。

ryo
ryo
同じマーシャル系でも、TONEXのほうが中域に芯があって前に出てくるのが分かると思います。
あ、言われてみると…後半のほうが音が太い気がします。粒の感じも違いますね。
読者
読者

実際に音を比較してみた(ハイゲイン・ディストーション編)

最後はハイゲイン・ディストーション系です。

それぞれのプリセットをもとに、同じフレーズで弾き比べています。

歪ませたときの音の「締まり」と「輪郭の残り方」に注目して聴いてみてください。

ryo
ryo
ハイゲインになるほどモコっとした音になりがちです。ただTONEXはゲインを上げても輪郭がちゃんと残ります。
確かに…歪んでいるのに音がはっきりしてますね。
読者
読者

オルタナ系のサウンドも出せる

私はRadioheadなどのオルタナ系が好きです。厚みのある音もよく作ります。

TONEX MAXは、そういったオルタナ系のサウンドも十分出せます。

ryo
ryo
分厚いファズや壁のような歪みも、TONEX MAXで土台は完結します。空間系はMS-70CDR+を別途使いますが、音作りのコアはこれで問題ありません。
厚みのある音って、重ね方が独特ですよね。プラグインで再現できるものなんですか?
読者
読者
ryo
ryo
レイヤーを重ねても音が濁りにくいのが助かります。壁のような音を作るとき、各レイヤーの輪郭が潰れないのが大事なんです。

正直イマイチだと感じた点

べた褒めばかりだと信用できないと思うので、気になった点も書きます。

注意ポイント
細かい音作りが苦手。スピーカー・キャビネット・マイキングなどを追い込みたい人には物足りないかもしれません。

TONEX MAXは「実機をそのままキャプチャーする」設計です。キャビやマイキングを個別にいじる自由度は低めです。

スピーカーやキャビの素材感、マイク位置まで追い込みたい場合もあります。そんなときはAmpliTube 5の方が向いています。

じゃあTONEXとAmpliTubeって、どっちを選べばいいんですか?
読者
読者
ryo
ryo
「とにかくリアルな音をすぐ出したい」ならTONEXです。「細部まで自分で作り込みたい」ならAmpliTubeという使い分けが一番しっくりきます。私は両方持っていて、用途で使い分けています。

詳しい比較は、こちらにまとめています。

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慣れてくると、自分のお気に入りをいくつか固定すれば問題なくなります。

こんなギタリストにおすすめ

こんな方におすすめ

  • 宅録のギター音が「細い・薄い」と悩んでいる
  • ライン録りでもリアルな空気感が欲しい
  • オルタナの分厚い音を作りたい
  • 音色の引き出しを一気に増やしたい

逆に「最小限の音色だけあればいい」という人には、機能過多かもしれません。

ryo
ryo
逆に言えば、音作りにこだわりたい人ほど沼にハマれる楽しさがあります。

まとめ:今一番好きなギタープラグイン

長年使ってきました。TONEX MAXは間違いなく宅録の主力になりました。

はっきり言って最高です。

一番の決め手は、何度も書いている「空気感」。

ryo
ryo
正直、これを知る前の宅録にはもう戻れないですね。

これまで「アンプシムはどれも同じ」と思っていた人ほど、一度試してほしいです。

音の概念が変わると思います。

ここまで言われると、試してみたくなってきました…!
読者
読者

この記事のまとめ

  • TONEX MAX最大の魅力は実機のような「空気感」
  • クリーン〜クランチのリアルさが特に秀逸
  • オルタナの轟音も土台はこれで完結
  • 音色は膨大なので、お気に入りを固定すると快適


TONEX MAXだけ買うか、他のプラグインも欲しいか迷っています。
読者
読者

ryo
ryo
それならTotal Studio 5 MAXもおすすめです。TONEX MAXだけではありません。AmpliTube 5 MAXなど他のプラグインもまとめて手に入ります。

Total Studio 5 MAXについて
TONEX MAXやAmpliTube 5 MAXなどをまとめて揃えられるバンドルです。価格・セール情報は変動するため、購入前に必ず商品ページでご確認ください。

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過去の実績と、今年の狙い方は、こちらにまとめています。


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