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プラグイン・UAD

Waves Goldレビュー|宅録に必要?45本のうち使うのは一部だった



「ミックスでLogic標準から一歩進みたい。でも、何を買えばいいのか分からない」

宅録を続けると、必ずこの壁にぶつかります。

そこで候補に挙がるのが、WavesのGoldです。

45本のミックス・マスタリング用プラグインが、1つのバンドルにまとまっています。

Waves Goldは、Logic標準から一歩進みたい宅録ギタリスト向けの、ミックス用バンドルです。

ryo
ryo
どうも、ギター歴13年・DTM歴8年のryoです。Waves Goldは、僕が最初に買ったバンドルです。DTMの先生に「Logic標準から抜け出す第一歩に」と勧められて、PBのセールのタイミングで買いました。
45本もあると、結局どれを使えばいいのか分かりません。
読者
読者
ryo
ryo
全部を使う必要はありません。この記事では、宅録ギタリストが実際に触る場面ごとに整理します。

この記事でわかること

  • Waves Goldに入っている45本の中身と、役割別の整理
  • ギターのミックスで使う場面
  • T-RackS 5やLogic標準プラグインとの使い分け
  • Waves Goldが向いている人・向いていない人

価格や収録内容を先に確認したい方は、こちらからどうぞ。

Waves Goldの価格・内容を見る

Waves Goldとは?45本入りのミックス&マスタリング用バンドル

Waves Goldは、Wavesが出しているプラグインのバンドルです。

EQ、コンプレッサー、ディレイ、リバーブ、リミッター、ステレオ処理など、ミックスの定番が一通り入っています。

公式の収録数は45本です。

なお、ギター用のアンプシミュレーター「GTR3」と、ドラム用の「Eddie Kramer Drum Channel」も含まれます。

ポイントは「ミックスの基盤が1つで揃う」ことです。EQ・コンプ・空間系を別々に買い足す必要がありません。

収録プラグインを役割別に整理

45本を役割ごとに整理しました。

役割 主なプラグイン
EQ Q10、V-EQ3、V-EQ4、Renaissance Equalizer、eMo Q4
コンプ・ダイナミクス C1、C4(マルチバンド)、H-Comp、Renaissance Compressor、V-Comp、DeEsser
ディレイ H-Delay、SuperTap
リバーブ TrueVerb、IR-L、Renaissance Reverb
モジュレーション MetaFlanger、MondoMod、Doubler
マスタリング・音圧 L1 Ultramaximizer、Vitamin Sonic Enhancer、MaxxBass
ステレオ・解析 S1 Stereo Imager、PS22 Stereo Maker、PAZ Analyzer
ギター・ドラム GTR3 Amps/Stomps/ToolRack/Tuner、Eddie Kramer Drum Channel

※収録内容は公式サイトの表記です。バージョンにより入れ替わることがあるため、購入前に商品ページで確認してください。

ギタリストの宅録で使う場面

EQ:まず不要な帯域を整理する

ギターのEQは、足すより削るのが基本です。

Q10のような多バンドのパラメトリックEQは、気になる帯域をピンポイントで削るときに向いています。

Waves Q10 Equalizerで1kHz付近を削った設定例

画面は、1kHz付近を大きく削った例です。

基本的な帯域の考え方は、こちらの記事にまとめています。

ギターミックス完全ガイド|EQ・コンプ・空間系の順番

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ryo
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EQは、足すより削る使い方が多いです。Wavesでも同じです。

ディレイ・空間系:奥行きを作る

H-DelayとSuperTapは、ディレイの定番として知られています。

オルタナ系のように、空間系を重ねる音作りでも使えます。

空間系はセンドで使うのが基本です。

センドとは、元の音とは別の経路にエフェクトを用意し、送る量で効き具合を調整する方法です。

Waves H-Delayのプラグイン画面

画面はH-Delayです。ディレイタイムとフィードバック、フィルターを、ひとつの画面で触れます。

ryo
ryo
ディレイは、Wavesの中でもH-Delayが特に好きです。つい、よく使ってしまいます。

ドラム:Eddie Kramer Drum Channel

Goldには、ドラム専用のチャンネルストリップ「Eddie Kramer Drum Channel」が入っています。

特に、オーバーヘッドとルームの処理で効果を感じました。

Waves Eddie Kramer Drum Channelのプラグイン画面

オーバーヘッドとルームのプリセットを鳴らした動画です。

そのほか、実際に鳴らした動画は、こちらの記事にあります。

ドラムミックス プラグイン
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マスタリング:L1とVitamin

音圧を上げるリミッターが、L1 Ultramaximizerです。

Waves L1 Limiterのプラグイン画面

Vitamin Sonic Enhancerは、帯域ごとに倍音を足して、音の存在感を出すツールです。

Waves Vitamin Sonic Enhancerのバンド別フェーダー部分

5つの帯域ごとに、フェーダーで量を調整します。

マスタリングの手順そのものは、こちらで解説しています。

【初心者向け】マスタリングのやり方|手順・注意点・おすすめツール

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ryo
ryo
リミッターは、優秀だと感じています。Vitaminも使っています。

実際に使って感じたこと

使ってみて感じたのは、次の3点です。

ノブを回すと、アナログのような荒さが出る

わかりやすいのが、H-Delayの右下にある「ANALOG」のツマミ(赤丸)です。

Waves H-Delayの画面。右下のANALOGのツマミを赤い丸で囲んでいる

OFFから4まであり、回すほど、アナログ機材のような荒さが加わります。

ノイズにもなりますが、同時に、生っぽさにもなります。

ryo
ryo
ANALOGのツマミを回していくと、アナログの機材のような荒さが出てきます。ノイズっぽさもあるけれど、それが生っぽさになるんですよね。やりすぎにならない範囲に収まるので、ミックスで使いやすいです。

使うのは、45本のうち、ほんの一部

45本もあるので、全部を使うことはまずありません。

ryo
ryo
僕が実際に使うのは、ほんの一部です。もちろん、使わなくなったプラグインもあります。それでも、Waves Goldで培った基本は、今のミックスに生きています。

UIはLogic標準が見やすい。でも軽くて、定番として愛されている

こちらは、Logic標準のChannel EQです。

Logic標準のChannel EQの画面

Logic標準のプラグインより、使いやすいですか?
読者
読者
ryo
ryo
UIの見やすさだけなら、正直Logic標準のほうが上です。ただ、Wavesはシンプルで、動作が軽いです。しかも、多くのエンジニアに愛されている定番です。
見た目より、軽さと実績で選ぶ人もいるんですね。
読者
読者

T-RackS 5・Logic標準との使い分け

僕はT-RackS 5を、Total Studio 4 MAXの頃から使っています。

どちらも、EQ・コンプ・リミッターが揃う点は同じです。

ざっくりした違い
T-RackS 5:マスタリング向けの名機モデリング系が中心。Master Matchでリファレンス合わせもできる。
Waves Gold:ミックスの各トラック用の定番(EQ・コンプ・ディレイ・リバーブ)が幅広い。

T-RackS 5のレビューは、こちらにあります。

【実機レビュー】T-RackS 5の正直な感想|宅録マスタリングがこれ1本で完結する理由

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口コミ・評判|評価は高め、弱点はUIとインストール

Waves Goldの口コミは、全体に高めです。

ただし、評価の件数は多くありません。参考程度に見てください。

出典 評価 件数
Plugin Boutique 5点満点中4.8 27件
Audiofanzine 5点満点中4.8 4件

※評価と件数は2026年10月に確認した時点のものです。

よく書かれている良い点

  • 収録数が多く、ミックスの基本が一通りそろう
  • セールで買うと、コスパがよい
  • H-Delayを、ボーカル用の定番ディレイとして挙げる声もある
  • 「ミックスの8割まで、すぐに持っていける」という声

よく書かれている弱点

  • インストールが面倒(アカウント登録や、再起動が必要)
  • 数が多く、使いこなすまでに時間がかかる

環境によって使い心地は違います。購入前に、体験版や返金ルールを確認しておくと安心です。

体験版が使えるかどうかは、商品ページで確認してください。

口コミを見ると、評価は高めなんですね。ryoさんの感想と同じですか?
読者
読者
ryo
ryo
同じです。UIはLogic標準のほうが見やすい、というのも口コミの弱点と重なります。ただ、軽くて、定番として評価されている点は、僕も納得です。

気になった点・人を選ぶところ

ここは人を選ぶ
45本あるので、最初は何を使えばいいか迷いやすい/UIの見やすさは、正直Logic標準のほうが上/ミックス向けが中心で、アンプシムやギターの音作りを主目的に買うバンドルではない/Wavesのライセンス管理アプリが必要

価格と買い方

PB(Plugin Boutique)での表示価格は¥139,270です。

ただしWavesは、大幅なセールを頻繁に行っています。

定価で買う人は少なく、セール時には、定価の2割以下になった例もあります。

※価格は2026年10月に確認した参考価格です。最新の価格は各ショップでご確認ください。

購入前に、必ずPBの商品ページで現在の価格を確認しましょう。

Waves Goldの価格・内容を見る

Plugin Boutiqueでの買い方は、こちらで解説しています。

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こんな人におすすめ|まとめ

こんな方におすすめ

  • Logic標準のEQやコンプから、一歩進みたい
  • EQ・コンプ・ディレイ・リバーブを、定番でまとめて揃えたい
  • ドラムやギターのミックスを、1つのバンドルで進めたい
  • セールのタイミングで、お得に導入したい

Waves Goldは、ミックスの基盤を一気に揃えたい人向けのバンドルです。

最初から全部を使いこなす必要はありません。

よく使う数本から、慣れていけば十分です。

ryo
ryo
Waves Goldで培った基本は、今も生きています。ディレイやリミッターのような定番を、軽い動作で使えるのも助かっています。
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